ニューメキシコで働こう｜仕事・求人情報＆エリア・生活情報

 

ニューメキシコ州での就職・移住をお考えのあなたに、このページではアメリカ、ニューメキシコの生活・エリア情報、ニューメキシコにある日系企業についての情報を解説していきます。そして、ニューメキシコの仕事・求人情報をご紹介します。そのほかにもアメリカ求人情報を豊富に取り揃えていますので、ぜひご覧ください！

ニューメキシコ基本情報

ニューメキシコ州はアメリカ南西部に位置し、北にコロラド州、東にテキサス州、南にメキシコと接しています。人口は約210万人で、州都はサンタフェ、最大の都市はアルバカーキです。広大な砂漠や山々、美しい風景で知られ、アメリカの中でも独特な文化と歴史を持つ州です。

ニューメキシコの生活・エリア情報

ニューメキシコは、多様な自然環境と豊かな文化遺産で知られています。砂漠地帯や山岳地帯が広がり、アウトドア活動や観光スポットが豊富です。

ニューメキシコの人気エリア

ニューメキシコ州には、多様なライフスタイルに対応した魅力的な住宅地が数多く存在します。

• アルバカーキ

アルバカーキは、豊かな歴史、活気ある文化、自然の美しさが独自に融合したニューメキシコ州で最も住みやすい都市の 1 つであり、あらゆる年齢層の人々のためのアクティビティが溢れる、州の文化の中心地となっています。住民は、サンディア ピーク トラムウェイやペトログリフ国定公園など、市内の広範囲にわたる自転車道、ハイキング コース、公園を利用でき、アウトドア アクティビティを楽しむ人にとって理想的な場所です。ほかの大都市と比較すると生活費が安く、雇用市場が活発で、世界クラスの医療と教育を受けられるアルバカーキは、個人でも家族でも住みやすい場所です。

• ロズウェル

人口 48,000 人のこの都市は、ペコスバレーの中心部に位置し、並木道や美しい山の景色や屋外アクティビティなど、親しみやすい環境を提供しています。また、航空宇宙、医療、エネルギー分野の大手企業を擁する経済だけでなく農業も盛んです。ロズウェルは大都市の喧騒から離れた、比較的静かな環境を提供するため、ゆったりとした生活リズムを求める人々や、ストレスの少ない環境での生活を望む人にとって理想的な場所です。

• リオランチョ

リオランチョは、生活の質の高さやこの都市が提供する豊富な雇用機会から、ニューメキシコ州で最も急速に成長している都市の 1 つとして知られています。また、リオランチョには、質の高い公立および私立の学校や、家族向けの公園、その他のレクリエーション施設も充実しています。印象的な景観、手頃な住宅、優れた医療、豊富な雇用機会を備えたリオランチョは家族連れにとって魅力的な都市です。

• ロスアラモス

ロスアラモスは、ニューメキシコ州で最も住みやすい場所のリストの上位にランクされています。ロスアラモスはロスアラモス国立研究所（LANL）の所在地であり、科学技術分野でのキャリアを求める研究者やエンジニアにとって理想的で刺激的な環境を提供します。あらゆる方向から素晴らしい景色を眺めることができ、地元の人々との深いコミュニティ意識を感じることができるだけでなく、治安が良く、犯罪率が低いため、家族連れや引退後の生活を静かに送りたい人々にとっても、安心して暮らせる環境が整っています。

• サンタフェ

サンタフェは芸術と文化の中心地として知られており、多くのギャラリー、博物館、アートフェスティバル、世界的に有名なレストランなどを提供するため、訪れるにも住むにも最適な場所です。またこの都市は、多様なライフスタイルに対応できる豊かな文化と美しい自然環境を提供しており、多くの人々にとって理想的な居住地となっています。

ニューメキシコの治安

ニューメキシコは、地域によって治安に差があります。州全体としては、犯罪率が全国平均を上回ることが多いですが、安全なエリアも多数存在します。ロズウェルやサンタフェ、ロスアラモスは観光客向けの施設やイベントが多く人気であることや、住民の教育水準が高く、地域社会が安定しているため、治安も比較的良好です。

一方、ニューメキシコ最大の都市であるアルバカーキは、犯罪率が高い地域として知られており、特に、車両盗難や窃盗が多発しており、注意が必要です。また、ガルップは財産犯罪や暴力犯罪が多いことで知られています。

一部の地域では安全上の課題に直面していますが、警察のパトロール強化やネイバーフッドウォッチプログラム、犯罪予防のための教育プログラムなどといった対策を強化しています。

ニューメキシコの観光名所

ニューメキシコには数多くの観光名所があります。ニューメキシコの人気観光名所の一つであるカールズバッド洞窟国立公園は、ニューメキシコ州南東部に位置する大規模な洞窟システムです。公園には120以上の洞窟があり、その中でもビッグルームはアメリカ最大級の地下室で、壮大な鍾乳石や石筍を観賞できます。アラモゴードの南西に位置するホワイトサンズ国立公園は、世界最大の石膏砂丘が広がるエリアで、純白の砂がまるで雪のように見える、幻想的な体験を提供します。また、タオス・プエブロは、1000年以上の歴史を持つ先住民の居住地で、現在も住民が生活しています。アドべ建築の住居群はユネスコの世界遺産に登録されており、文化的・歴史的な価値が高い場所です。

ニューメキシコのその他の観光名所には以下のようなものがあります：

• サンタフェ・プラザ 
• バンデリア国定公園
• ロズウェル
• チマヨ 
• ペトログリフ国定公園

ニューメキシコの文化

ニューメキシコの文化は、多様な影響が融合した独特の魅力を持っています。先住民、スペイン人、メキシコ人、アングロ・アメリカンの伝統が交差し、豊かな歴史と多文化的な雰囲気を醸し出しています。アドべ様式の建築やジョージア・オキーフ美術館、タオスのアーティストコロニーなど、芸術の拠点としても知られています。ニューメキシコ料理は、独特のチリペッパーを使ったスパイシーな料理が特徴で、多くのフェスティバルや伝統行事が年間を通じて開催され、訪れる人々を魅了します。

ニューメキシコの国際空港

ニューメキシコの主要な国際空港は、アルバカーキ国際空港（ABQ）です。アルバカーキ国際空港は、アルバカーキ市内の南東部、ダウンタウンから約5マイル（約8キロ）に位置し、国内外のアクセスが良く、多くの観光客やビジネス客が利用します。

ニューメキシコの気候

ニューメキシコ州の南部は比較的暖かく、冬は平均最高気温が60°F（約15℃）前後で穏やかです。一方、夏は平均最高気温が90°F（約32℃）を超える暑く乾燥した季節であり、降水量のほとんどがこの時期に集中します。

州の中央部から北部に向かうと、気候は寒冷になります。標高が上がるにつれて、夏は暖かく快適で、平均気温は80°F（約26℃）前半ですが、冬は寒冷で平均気温は40°F（約4℃）前半となり、雪が積もることもあります。

ニューメキシコの日本人コミュニティ

2020年のアメリカ合衆国国勢調査によると、ニューメキシコ州の日本人の割合は全人口の約0.52％と比較的少ないですが、ニューメキシコには、小規模ながら日本人コミュニティがあります。アルバカーキやサンタフェなどの都市では、日本のスーパーマーケットやレストランが比較的多く見られ、特にアルバカーキには日本人が多く住んでおり、日本語学校や日本食レストランも数多く存在します。

日本語学校

日本人コミュニティや日本文化に関心を持つ人々のために、ニューメキシコでは、日本語学校や関連する教育プログラムをいくつか提供しています。これらの学校やプログラムは、日本語の読み書きや会話を学ぶ機会を提供し、地域社会での文化交流や理解を促進しています。

• アルバカーキ日本語学校
• ニューメキシコ大学
• アルバカーキ・トウホク会

ニューメキシコのビジネス

ニューメキシコ州への移住を考えている場合、州のビジネス環境と主要産業を理解することが重要です。ニューメキシコのビジネス環境は多様で、特に製造業、観光業、エネルギー関連産業が重要です。製造業では航空宇宙、防衛、医薬品などが主要な分野であり、ハイテク産業も成長しています。観光業は州の重要な経済部門であり、自然の美しさや文化的な遺産を活かした観光資源が豊富です。エネルギー関連産業では、風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーが注目されています。また、州政府は中小企業の育成や地域経済の発展を支援する様々なプログラムを提供しています。

日系企業も進出

2023年1月現在、ニューメキシコ州に進出している日系企業は4社であり、地域経済に貢献するとともに、雇用機会も提供しています。また、ジェトロ・ロサンゼルス事務所の記事によると、ニューメキシコ州に進出している外国企業数は20年以上前から増加傾向にあり、日系企業の進出も含まれていると考えられます。このように、ニューメキシコ州における日系企業の進出は地域経済にとって重要な役割を果たし、今後も成長が期待されます。