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USのホスピタリティ業界で活躍する日英バイリンガル人材のサポートを受けて旅する二人

2025年、アメリカと日本をつなぐ旅行・ホスピタリティ業界は、大きな変化の真っ只中にあります。パンデミックを経て業界の形が変わる中、日英バイリンガル人材日本文化への理解がある人材が、これまで以上に求められています。

この記事では、最新のデータや業界の流れをもとに、

「今どんなスキルが求められているのか」「どこにキャリアのチャンスがあるのか」

をわかりやすく解説します。

これからホスピタリティ業界で働きたい方や、新しい環境にチャレンジしたい方は、ぜひ参考にしてください!

 

アメリカも日本も、“人が動く”時代へ

パンデミック以降、長らく低迷していた旅行・観光業界が、2025年に入り本格的に回復しています。

  • 米国の旅行関連支出は過去最高の7,772.5億ドルに到達予定
  • ホテル稼働率も63%台に回復、業界全体が再び動き出しています
  • 日本では、アメリカからの観光客数が前年比43%増(2025年4月時点)と過去最高水準に

これにより、ホスピタリティ・旅行業界では多言語対応・異文化対応スキルを持った人材のニーズが一気に高まっています。

 

どんな仕事で“バイリンガル人材”が求められている?

バイリンガル人材が活躍している”狙い目ポジション”は?

バイリンガルだからこそ活躍できる仕事は、実は多種多様。

米国と日本をつなぐ現場では、「言語ができる」だけではなく、「文化がわかる」「気配りができる」人材が求められています。今動いているリアルな求人例もふまえながら、狙い目のポジションを整理してみましょう。

  • 旅行会社
    • 職種例:ツアー企画、顧客対応
    • 特徴:旅行好きな方、多文化対応ができる方、マルチタスクに強い方に最適
  • ホテル・ゲストサービス
    • 職種例:フロントスタッフ、予約対応、VIPケア
    • 特徴:英語+日本語のバイリンガル対応ができる方、CS(カスタマーサービス)経験が活かせる
  • MICE/展示会関連
    • 職種例:現場通訳、出展者サポート、イベント対応
    • 特徴:現場での柔軟な対応力、時間・スケジュール管理能力、言語スキルが重視される
  • デジタル系(ホスピタリティテック)
    • 職種例:カスタマーサクセス、UXサポート
    • 特徴:ZoomやCRMツールの使用経験、基本的なITリテラシーが求められる

最近注目されている求人は?

  • US発の訪日ツアー会社:バイリンガル旅行手配オペレーター
  • 日本企業の米国での展示会出展サポート/US企業の日本での展示会出展サポート(現地通訳/ブース運営サポート)
  • US内のホテル:日本人ゲスト向けコンシェルジュ

つまり、言語だけじゃない。「相手の背景に合わせて動ける人」が、今一番必要とされています。

旅行客を日本語と英語でもてなすホスピタリティ業界で働く日本人バイリンガル人材

ポイントは「語学+α」

単に英語や日本語が話せるだけでは、プロフェッショナルとは言えません。今、企業が本当に求めているのは「言葉の奥にある背景までくみ取れる」人材です。以下のような具体的なニーズからも、それが明確に見えてきます。

【パターンA】

「日本に旅行に行くが、ありきたりなものはつまらないので隠れた名所やSNSなどで今話題になってきているスポットに行きたい」

→ トレンドをしっかり押さえる情報集流力と緻密な段取り力が必要

パターンB

「USのブランドだが日本語も日本文化もあまりわからないので、日本のイベントで自社製品を日本人の感覚などに合わせてちゃんとアピールできるイベント企画をサポートしてほしい」

→ 両言語・両文化で柔軟に対応できる力

パターンC

「大谷選手の試合を見にアメリカにやってきたが、英語も現地のシステムもわからず不安なのでサポートしてほしい」

→ 臨機応変にゲストをサポートする対応力と、ゲストのニーズを機敏に察するスキル

こうしたニーズはすべて、”あなたの当たり前”が活かせるチャンス。

「バイリンガルであること」は、単なるスキルではなく“武器”になる時代です。

なぜ今が転職・キャリアチェンジの好機なのか?

  • 2026年アメリカ、カナダ、メキシコの三か国共催ワールドカップや2028年ロサンゼルス五輪を控え、国際的なイベント需要が増加
  • AI・自動化の進展により、人間だからこそできる「ホスピタリティ」の価値が再注目されている
  • 米国での日本食人気・ジャパンブランドの高まりにより、日本語話者の活躍機会が広がっている

これらを背景に、「今後数年でさらに伸びる業界」として注目されています。

最後に:ホスピタリティの未来をつくるのは、あなたかもしれない

日本語ができる、サービス経験がある、旅行が好き。 その強み、今まさに求められています。

ホスピタリティ業界は、“人と人をつなぐ”力がものを言う世界。

もしあなたがその一歩を考えているなら、2025年後半は動き出すベストなタイミングです。

「ホスピタリティや観光の仕事に興味があるけど、何から始めればいいかわからない」 そんな方には、HRAITのサポートが力になります。

  • 求職者の語学力・経験に合った非公開求人のご紹介
  • 日本語・英語両方の面接対策・書類サポート
  • キャリアの棚卸しと、長期的な方向性のアドバイス

語学力、おもてなしの心、多文化理解――

このどれかにピンと来たなら、ぜひ今、行動してみませんか?