ニューヨークで働こう｜仕事・求人情報＆エリア・生活情報

ニューヨークでの就職・移住をお考えのあなたに、このページではアメリカ・ニューヨーク州のニューヨークシティでの生活・エリア情報、ニューヨークにある日系企業についての情報を解説していきます。そして、ニューヨークの仕事・求人情報をご紹介します。

ニューヨークの求人一覧はこちらから！

ニューヨークの基本情報

ニューヨークシティはニューヨーク州にあるアメリカ最大の都市、人口は約847万人です。アメリカの象徴とも言われるこの大都市は世界中から様々な人々が集い、アメリカの中でも一番多くの人種が住んでいると言われているほど多国籍カルチャーが楽しめます。他にも、数多の劇場やエンターテインメント、自然豊富な公園、数多くの美術館や博物館など、色々な娯楽を楽しめます。

ニューヨークの生活・エリア情報

ここでは、ニューヨークがどんな街なのかを生活目線で紹介していきます。ニューヨークは水に囲まれた地域で、その水域によって都市は主に五つのボロ(Burrough)と言うエリアに分かれています。

ニューヨークの人気エリア

ニューヨークの人気エリアは多岐にわたりますが、以下はその中でも特に有名ないくつかのエリアです：

マンハッタン：ニューヨークの中心に位置し、多くの観光名所を誇る一番有名なマンハッタン。ウォール街、タイムズスクエア、セントラルパークなど、観光名所やショッピングエリアが集中しています。
ブルックリン：個性的な文化とアートが溢れているニューヨークの中でも最もトレンディなボロとして知られているブルックリン。ウィリアムズバーグはアートやクリエイティブな雰囲気が広がり、ダンボは絶景が楽しめるエリアです。
クイーンズ：クイーンズはニューヨーク最大のボロで、多様なエスニシティの影響で様々な食やコミュニティが見られます。多様な文化と食文化が広がり、フラッシングやアストリアが注目を集めています。
ブロンクス：ヒップホップやラップの聖地とも呼ばれる、ブロンクス。ニューヨーク植物園やブロンクス動物園など、自然と歴史が楽しめるエリアです。
ハーレム：ジャズやソウルフードが豊富で、歴史的な魅力が広がるエリアです。

このようにエリアによって違う魅力を楽しめるニューヨークは住人でも飽きることのない素晴らしい都市です。

ニューヨークの治安

ニューヨークの治安は地域によって異なりますが、一般的には大都市として注意が必要です。

一般的に比較的安全とされるエリアは、アッパー・ウエスト・サイド (Upper West Side)とトライベッカ (Tribeca)です。 逆にサウス・ブロンクス (South Bronx)とイースト・ニューヨーク (East New York, Brooklyn)が最も危険とされるエリアのため注意が必要です。

以下は主要都市の治安についてまとめてあります。

• マンハッタン: 観光エリアや商業地域は一般的に安全ですが、夜間や一部の地域では用心が必要です。特に一部の公園や裏通りでは犯罪が報告されています。
• ブルックリン: 多くの地域は安全で住みやすいですが、一部の地域では治安が悪いことがあります。各地域の詳細な情報を確認することが重要です。
• クイーンズ: 多様な文化が共存するエリアで、一般的には安全ですが、地域によっては異なります。
• ブロンクス: 一部の地域で治安の懸念があるものの、多くの地域は改善されています。再開発プロジェクトも進行中です。
• スタテンアイランド: 住宅地が主体で、一般的には比較的安全です。

警察の存在は大きく、犯罪率は減少傾向にありますが、観光客も含めて常に注意が必要です。夜間は特に安全な場所を選び、貴重品の管理や公共交通機関の利用時にも警戒が必要です。地元の安全情報や指南を参考にし、個々の状況に応じた注意が求められます。

ニューヨークの観光名所

ニューヨークと言えば自由の女神を想像すると思います。自由の女神は1885年にフランスからの友好関係を示す贈り物としてニューヨーク港に建設されました。この９３メートルの高さを誇る像は自由と希望の象徴として今も尚有名な観光名所です。

このような歴史的な観光名所以外に近代的な観光名所も多く存在します。タイムズスクエアは大きなモニタースクリーンが多く並んでいて、エンパイアステートビルは443.２メートルの高さを誇る高層ビル。この近代的なモニターや昔だと考えられないほど高い建造物と歴史的な観光名所の対比は時代の流れを間近で感じれる特別な観光地です。

他にも、ニューヨークには見逃せない魅力的なスポットがあります:

• セントラルパーク
• メトロポリタン美術館
• ミュージアム・オブ・モダン・アート（MoMA）
• ブルックリンブリッジ
• ウォールストリートとニューヨーク証券取引所（NYSE）
• ブロードウェイ

ニューヨークの文化

ニューヨークの文化は、世界中から集まった移民によって形成された多様な文化の融合です。この都市は、食文化や言語の多様性だけでなく、アート、エンターテインメント、ファッションの中心地としても知られています。ブロードウェイのショーや多彩な音楽ライブ、活気あるナイトライフ、そして様々なフェスティバルやパレードが、この都市の魅力を形成しています。また、スポーツにおいても、ヤンキースやニックスなどの有名なプロチームが市民から熱狂的な支持を受けています。これらの要素が組み合わさり、ニューヨークはその独自性と多様性を保ち続けています。

ニューヨークの気候

ニューヨークの気候は四季折々で、概して温暖な夏と寒冷な冬が特徴です。

夏は比較的高温で、気温は摂氏25度から35度まで上昇することがあります。湿度も高めで、夏のイベントやアウトドア活動が盛んです。
冬は寒冷で、気温は摂氏0度から-10度ほどになることがあります。雪も降り、クリスマスシーズンには雪景色が楽しめます。
ただし、気温や降水量は年によって変動するため、適切な季節ごとの服装や備えが必要です。また、ニューヨークは大気中の

湿度が高いことがあり、季節ごとに異なる気象条件が経験されることも覚えておくべきです。

ニューヨークの交通機関

ニューヨークは車の国アメリカの中でも交通機関が一番充実しています。地下鉄、バス、フェリーなどの公共交通機関が幅広く展開されており、ニューヨーク市内のどこへでも辿り着けます。このように車が無くても快適に過ごせる環境は日本に似ている所があります。市内にも二つの国際空港があるので、日本人にとっては非常に助かります。

ビッグアップル

ニューヨークはよくビッグアップル(“The Big Apple”)の愛称で知られています。この呼び名の由来は1920年代に有名なジャーナリスト、ジョン・F・フィッツジェラルドがニューヨークの競馬の記事を書いた時に多大な賞金のことをビッグアップルと呼んだことです。ビッグアップルは「一番偉大な」や「最高峰」の意味が籠った言葉で、ニューヨークは経済の最高峰を担うことからこの愛称が結び付けられたと言われています。

ニューヨークの日本人コミュニティ

日本人団体

Japan Society: ニューヨーク市内で日本の文化や芸術を紹介し、交流の場を提供している団体。
ニューヨーク日本商工会議所 (JCCI): ビジネス関連のネットワーキングやイベントを通じて、日本人起業家やビジネスプロフェッショナルが集まる場。
日本クラブ・ニューヨーク: 日本の伝統的な行事やイベントを通じて日本人同士の交流を促進する団体。
日米協会: 日本とアメリカの友好関係を促進し、文化交流やイベントを主催している。
在ニューヨーク日本国総領事館: 公式な組織として、在外同胞へのサポートやイベント開催などを通じて日本人のコミュニティを支えています。

ニューヨークの日本人エリア

ニューヨークの日本人は主にクイーンズのスーシティとフラッシング、あとマンハッタンのイースト・ビレッジを含む東地区に住んでいます。スーシティとフラッシングは多文化が集中していて、多くの日本食レストランやスーパーマーケットがあります。マンハッタンのイースト・ビレッジにはジャパンタウンと呼ばれる日本食レストラン、日本書店、日本食糧品店舗、祭りや文化イベントが多く見られる街なので、日本人にとっては非常に住みやすい場所です。

日本語学校

ニューヨーク市周辺にはいくつかの日本語学校が存在します。

ニューヨーク日本人学校: ニュージャージー州フォートリーに位置し、小学部や中学部、高校部があります。アフタースクールプログラムも提供しています。
ニュージャージー日本語学校 : ニュージャージー州パラマスに位置し、日本語教育を提供しています。日本の文化や行事も取り入れています。
西武学園ニューヨーク日本語補習授業校 : ニューヨーク州ホワイトプレインズにあり、週末に日本語教育を行っています。

これらの学校は、日本人の子供たちに日本語や文化を教育することを目的としています。学年や教育方針は学校によって異なりますので、具体的なニーズに合わせて選択することが重要です。また、学校の公式ウェブサイトや説明会などを通じて詳細な情報を入手することができます。

ニューヨークのビジネス

ニューヨークには多くの日系企業があります。ニューヨークは昔から経済の中心部を担っていて、世界中からビジネスチャンスを求めて人々が集まります。ニューヨークは金融業の聖地としてロンドンと並ぶほど金融業が盛んです。多くの企業の中でも、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、シティグループ、モルガンスタンレーなどの大手企業が有名です。

金融業以外にも長年、メディア・エンターテイメント業、観光業、海運業を主な産業としてましたが、最近はヘルスケアとテクノロジー業も主要産業になっています。

日系企業も多く進出

アメリカにおいて日系企業が最も多く進出しているのはカリフォルニア州ですが、次に多いのはニューヨーク州です。世界中から企業が集まるニューヨークには643社ほどの日系企業が進出しています(海外、アメリカに進出する日本企業数2022年版・Cimplex Marketing)。なかでも、カノン、ソニーミュージックエンタテインメント、グランドセイコー、KDDI、SMBC、講談社、日本航空などの大手企業も多く、たくさんのチャンスを期待できます。ニューヨーク州は、その経済的な重要性と多様なビジネス機会により、日本企業にとって魅力的な拠点となっています。