シアトルでの就職・移住をお考えのあなたに、このページではアメリカ・ワシントン州のシアトルでの生活・エリア情報、シアトルにある日系企業についての情報を解説していきます。そして、シアトルの仕事・求人情報をご紹介します。
シアトルの基本情報
シアトルはワシントン州の州都であり、人口は約74万人。日本で言うと、浜松市と同じくらいの人口になります。浜松市のように緑と水と山に囲まれ、”エメラルド・シティー”の愛称で呼ばれています。
また、街の中心のダウンタウンでは様々な食、娯楽、文化を楽しめます。シアトルとその周辺には日本企業、日本人コミュニティや日本教育機関が多く見られるので、日本人には非常に馴染みやすい都市です。
シアトルの生活・エリア情報
ここでは、シアトルがどんな街なのかを生活目線で紹介していきます。シアトルはレイクワシントンという湖によって、西のシアトルサイドと東のイーストサイドという二つのエリアに分けられています。
「シアトルサイド」はダウンタウンとその周辺の地域を指します。その中でも最もホットな街と呼ばれているのが日本料理など多国籍な料理が楽しめるキャピトルヒルです。ダウンタウンのすぐ北にあるスペースニードルのふもとから広がる、住宅街地域のクィーンアン。ダウンタウンから北西にバラード・フリーモント・ウォーリングフォードがあって、多くのパブリックアートとこだわりのコーヒーショップやファーマーズマーケットが展開されています。南のウェストシアトルは有名なレストラン、カフェ、ベーカリーやシーフードが多く点在しており、ちょっとしたリゾート気分になれる場所です。
このように、地域によって特色のある雰囲気を味わうことができます。
自然溢れる魅力的な観光地
シアトルと言えば「スペースニードル」が有名だと思います。スペースニードルは1962年に建てられた展望台で、高層ビルの並ぶシアトルの中心部から離れているので、シアトルの街並みを堪能しながら山や海の景色も楽しめます。
都内以外にもシアトルは10ヶ所以上の湖、緑溢れる公園、日本庭園などがある自然豊かな街です。シアトル周辺にも三時間以内で行ける国立公園が3ヶ所もあります。その中でも「オリンピック国立公園」などが有名です。
シアトルの交通機関
シアトルはアメリカの中でも公共交通機関が充実していて、ニューヨーク同様、車なしでも快適に過ごせる都市でも有名です。街中にはバス、ストリートカー、電車、モノレールなどが存在し、水上ではフェリーやウォータータクシーもあります。ほとんどの交通機関では18歳以下は無料なので、家族には金銭的にも助かる面があります。
アートの街
シアトルは市の予算の一部を芸術に充てるほどアートを重視してる街です。街の至る所にパブリック・アートが設置されており、日々訪れる人を楽しませてくれます。また、多くのアーティストがシアトルに在住しているので、ストリートアートなど好奇心を唆る面白い芸術作品が描かれていることも多いです。
シアトルの日本人コミュニティ
シアトルの中でも「イーストサイド」と呼ばれる地域はベルビュー、カークランド、レドモンド、サマミッシュ、マーサーアイランドなどが含まれる日本人の多くが住むエリアです。日本食レストラン、日系スーパーマーケット、日系企業や日本語学校などが多彩なので非常に便利で住みやすい地区です。
日系団体も多いため、日本の文化を紹介するイベントや日本人と日系人をサポートする活動が幅広く展開されており、日本文化が受け入られています。
シアトルのビジネス
アメリカ本土の最北西部にあるシアトルは最も日本に近い都市のため、多くの日系企業があります。以前は林業、農業、漁業などが主な産業でしたが、現在はITの街とも知られており、航空産業、自動車産業、コンピューターソフトウェア開発、電気通信などのテクノロジー関連の産業が主に高く評価されています。
シアトルにはタコマ国際空港、シアトルとタコマ港、鉄道などがあるので、国外輸送業などにおいて中心的役割を担っています。そのため、多くの企業が集まり、現在はマイクロソフト、アマゾン、コストコ、任天堂アメリカ、スターバックス、などの有名企業が本拠地を置いています。
日系企業も多く進出
日系企業の進出も年々増していて、シアトルだけで200社以上の日系企業が進出しています(2021年在シアトル日本国総領事館について)。中でも、任天堂アメリカ、全日本空輸、北米三菱商事会社、三井物産、三菱重工業、日本航空など有名企業の製造業も多く、たくさんのチャンスが期待できます。
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