サンノゼで働こう｜仕事・求人情報＆エリア・生活情報

 

サンノゼでの就職・移住をお考えのあなたに、このページではアメリカ、カリフォルニア州のサンノゼでの生活・エリア情報、サンノゼにある日系企業についての情報を解説していきます。そして、サンノゼの仕事・求人情報をご紹介します。

サンノゼの基本情報

サンノゼは、カリフォルニア州で3番目、アメリカ全国で10番目に大きな都市で、100万人を超える住民が暮らしています。アジア系、ヒスパニック、白人などのコミュニティが大きく、多様性が高いのが特徴です。住民の30%以上が外国生まれで、活気ある文化を形作っています。

シリコンバレーの中心地でもあり、Adobe、Cisco、eBay、Paypal、Samsungなど、多くのテクノロジー企業が本拠を置く主要都市です。

シリコンバレー

シリコンバレーは、Apple、Facebook、Googleなど世界的なテクノロジー企業の本拠地として有名です。サンフランシスコ・ベイエリアの南部に位置し、面積は約4800平方キロメートルです。

シリコンバレーの名前は、この地域の半導体産業の盛んだったことからつけられました。「シリコン(ケイ素)」は半導体製造に欠かせない重要な材料です。半導体はコンピュータや電子機器などの核となる電子部品です。

サンノゼはシリコンバレー最大の都市で、経済、文化、政治の中心地とされています。その他の都市には、サンタクララ、マウンテンビュー、パロアルト、カパティーノ、レッドウッドシティ、メンロパークなどがあります。

また、パロアルトにはスタンフォード大学が置かれるなど、教育の中心地でもあります。

サンノゼの生活・エリア情報

サンノゼは、サンフランシスコから南へ70km、ギルロイの町から北へ22kmにめぐまれた立地にあります。国際空港のサンノゼミネタ国際空港(SJC)からは、ビジネスや観光のためのアクセスが容易です。

ダイアブロ山脈とサンタクルーズ山脈に囲まれているサンタクララバレーに位置しています。周辺の丘や山々のハイキングやサイクリングコースは自然愛好家に人気です。また、太平洋沿岸のビーチまでは都心から1時間足らずのドライブです。

テクノロジー産業の盛況により、サンノゼの住宅価格は高く、平均住宅価格は100万ドル前後です。しかし、ダウンタウンから離れた場所ならば、相対的に手頃なエリアもあります。

サンノゼの人気住宅エリア

ウィローグレン：ダウンタウンの南に位置する落ち着いた住宅街です。ダウンタウンへの通勤に便利な立地が魅力で、リンカーンアベニューにはカフェやブティック、レストランが立ち並ぶ楽しいショッピング街があります。落ち着いた雰囲気とコミュニティ感が家族や静かな生活を求める方に人気のエリアです。

ウェストサンノゼ：広々とした空間感のある街で、ダウンタウンまで15分とアクセスしやすく、街の中には遊歩道や公園が多数あります。高級ショッピングやレストランも充実しており、安全性が高くアクティブなライフスタイルに適した家族向けの環境が魅力です。

キャンベル：レストランやバー、ショップが立ち並ぶにぎやかな街で、公園やレクリエーション施設も多くアウトドア活動の機会が豊富です。アクティブな社交生活を楽しみたい若者に大人気のエリアです。

ロスガトス：サンタクルーズ山地に囲まれた静かな高級街です。ネットフリックスやロクの本社が置かれるなど、テクノロジー企業の拠点も多く、レストランやショップも充実しています。ゆったりとしたペースのライフスタイルを求めるカップルや家族に最適な環境がそろっています。

アルマデンバレー：ダウンタウンに近いが自然豊かな広々とした郊外住宅街です。サイクリングやハイキングを楽しめる環境があり、学校も優れ、コミュニティ意識の強い家族向けのエリアとして人気があります。

サンノゼの治安

サンノゼの治安はアメリカの主要都市と比べると、犯罪率が比較的低い都市です。過去20年間で暴力犯罪率は大幅に低下し、全米で最も低いレベルの一つとなっています。財産犯罪率は、全米平均並みです。

ダウンタウンは昼間の平日は特に安全と言えます。しかし、イーストサンノゼのような一部の地域では財産犯罪率が高めです。夜間は周囲の安全に注意する必要があります。最も安全な地区は中心部と南西部の住宅地区やサンタクララ、クパチーノなどの郊外都市です。

サンノゼの観光名所

技術の街として有名なサンノゼですが、観光客に人気のアトラクションも数多くあります。

• テックインタラクティブ：科学技術を体験できるハンズオン・ミュージアム
• サンノゼ美術館：ダウンタウンにある近代美術館
• ウィンチェスター ミステリーハウス：奇妙な建築の大規模なヴィクトリア様式の豪邸
• セントジョセフ大聖堂：壮大なスペイン・ルネサンス様式のカトリック大聖堂
• ローズクルーシャンエジプト博物館：エジプトの工芸品の大規模なコレクション

さらにサンノゼは、サンフランシスコの南約70kmに位置し、ゴールデンゲートブリッジ、アルカトラズ島、美術館などのサンフランシスコの人気観光地へのアクセスが可能です。Caltrainの鉄道で両都市は1時間半程で移動できます。

サンノゼ気候

サンノゼは温暖な地中海性気候です。1年を通して日照時間が豊富で、年間平均260日以上の快晴です。

冬は穏やかで、12月から1月の平均気温が昼間は約16度。夜間は時に華氏0度台に下がることもあります。

夏は暑く晴れやかで、平均気温が昼間は華氏80度台。7月と8月が最も暑い月です。年間降水量は約380ミリで、11月から3月にかけての雨季に集中します。夏の季節はとても乾燥しています。

サンノゼの日本人コミュニティ

サンノゼには、1890年代から続く歴史ある日系コミュニティがあります。2019年時点で、日本人の人口は約6000人です。

サンノゼのジャパンタウンは、サンフランシスコのジャパンタウンとロサンゼルスのリトル東京に並ぶ、アメリカで最後の3つの本格的な日本町のーつです。ジャパンタウンでは日本食レストラン、ショップ、アートギャラリー、カラオケバー、美容院があり、文化イベントなどが楽しめます。

日本語学校

サンノゼには、日本語学校が数校あります。

Spring Bridge インターナショナルスクール（小・中学部）

三育学院サンタクララ校（幼稚園・小学部）

サンフランシスコ日本語補習校サンノゼ校（幼稚園・小学部）

サンフランシスコ日本語補習校は、日本政府の支援を受ける海外最大級の補習授業校の一つで、サンフランシスコとサンノゼの2校舎で合わせて1500人以上の生徒が通っています。

サンノゼのビジネス

Cisco、eBay、Adobe、Paypalといったメジャーなテック企業と多数のスタートアップがあるサンノゼは、高度なテクノロジー分野をはじめ、雇用機会が豊富です。

テクノロジー以外にも、製造、金融、ヘルスケア、教育、小売、行政などの主要産業が盛んです。サンタクララ郡、カイザー・パーマネンテ、地域医療センター、サンノゼ州立大学などが主な雇用主として知られています。

日系企業も多く進出

ジェトロの2020年の調査によると、ベイエリアには1035社の日本企業があり、2010年から毎年10%以上のペースで増加しています。また、2020年にはサンノゼに約180社の日本企業があると報告されています。

日立、富士通、NECなど多くの日本企業がシリコンバレーに大規模なオフィスを構えており、バイリンガルとテクノロジースキルを活かせる雇用機会があります。トヨタ、ソニー、東芝、リコーなどもサンノゼ周辺に拠点を置いています。