ニュージャージーで働こう｜仕事・求人情報＆エリア・生活情報

 

ニュージャージー州での就職・移住をお考えのあなたに、このページではアメリカ、ニュージャージー州の生活・エリア情報、ニュージャージーにある日系企業についての情報を解説していきます。そして、ニュージャージーの仕事・求人情報をご紹介します。

ニュージャージーの基本情報

アメリカ合衆国の北東部に位置するニュージャージー州は、東側に大西洋、西側にデラウェア川に接しています。人口は900万人を超え、全米で11番目に人口の多い州です。州都はトレントンで、ニューアーク、ジャージーシティ、パターソン、エリザベス、エジソンなどが主要な都市です。

ニュージャージーの生活・エリア情報

ニュージャージーは、ジャージーショアの美しい海岸線や北西部の山々など、多様な自然景観で知られています。都会と郊外の生活が融合した独特のスタイルを持ち、文化的にも歴史的にも重要な地域です。

また、ニューヨークやフィラデルフィアといった大都市に近いことから、住民は仕事や文化活動の面で多くの機会を享受しています。

ニュージャージーの人気エリア

ニュージャージーには、さまざまなライフスタイルに合わせた住宅地があります。

ジャージーシティ：ハドソン川沿いの絶好のロケーションを誇るジャージーシティは、マンハッタンのスカイラインを眺めることができる魅力的な都市です。州内で2番目に大きな都市で、ニューヨーク市へのアクセスが容易で、若い方や家族に最適です。活気あるナイトライフ、多様なコミュニティ、成長中のアートシーンが、この都市にエネルギッシュな雰囲気をもたらしています。

ホーボーケン：フランク・シナトラの生誕地として知られるホーボーケンは、アメリカ文化において特別な位置を占めています。マンハッタンに近く、活気あるバーやレストランがあるため、若い方に人気です。都市の便利さと強いコミュニティ感を兼ね備えており、都市生活の興奮を求めつつも、大都市の混沌を避けたい人に最適です。

プリンストン：ニューヨークとフィラデルフィアの中間に位置するプリンストンには、名門アイビーリーグのプリンストン大学があります。学者、学生、静かな環境を好む人に理想的な場所です。大学があるため、常に文化イベントや講演会があり、州の中央に位置するため旅行者にとっても便利な地点です。

リッジウッド/ホーホーカス：これらの隣接するコミュニティは、優れた学校、安全性、高い生活の質でしばしば評価されます。魅力的なダウンタウン、豊富な緑地、親しみやすく家族向けの雰囲気があり、ニュージャージーの郊外のオアシスを求める家族に最適です。ニューヨーク市への近さとアメニティの組み合わせにより、リッジウッドとホーホーカスは非常に魅力的です。

モントクレア：ニューヨーク市からわずか15マイルのモントクレアは、小都市の雰囲気と郊外の静けさのブレンドを提供します。コミュニティ意識が強く、文化的多様性と芸術的活気を重視する人におすすめです。ダウンタウンは多様なレストランや人気の祭りで活気づいている一方で、住宅地は静かで穏やかです。

ニュージャージーの治安

ニュージャージーは一般的に犯罪率が低い州とされていますが、都市によって安全性に差があります。パターソン、カムデン、ニューアークの一部の地域は、暴力犯罪や財産犯罪の割合が高いことで知られています。特にカムデンは、非常に高い犯罪率でニュージャージーで最も危険な都市の一つとされています。

しかし、これらの地域が州全体の安全性を代表しているわけではありません。実際、Safewiseによると、ニュージャージーで最も安全な10都市は主に州の北半分に位置しています。これにはスパルタ郡、リングウッド、ハスブルックハイツ、リバーベール、ミドルタウンなどが含まれます。これらの地域は、都市の喧騒から離れた、州内で安全で穏やかな生活環境を象徴しています。したがって、ニュージャージーの一部の都市は安全上の課題に直面しているものの、州全体としては安全で平和な居住地を多く提供しています。

ニュージャージーの観光名所

ケープメイとグラウンズ・フォー・スカルプチャーは、ニュージャージーの観光名所のハイライトであり、それぞれユニークな雰囲気を提供します。歴史的な魅力と美しいビーチで知られるケープメイは、よく保存されたビクトリア様式の建築物を展示し、訪問者に海辺での歴史とリラクゼーションを提供します。一方、ハミルトンにあるグラウンズ・フォー・スカルプチャーは、現代の彫刻でいっぱいの屋外公園です。芸術と自然が融合し、楽しく創造的な体験を提供します。

ニュージャージーのその他の観光名所には以下のようなものがあります：

• アトランティックシティのボードウォーク
• リバティ州立公園
• プリンストン
• オーシャンシティのボードウォーク
• デラウェア・ウォーター・ギャップ
• ハドソン川沿いのウォーターフロントウォークウェイ
• アイランドビーチ州立公園

ニュージャージーの文化

ニュージャージーの文化は、その人口の多様性と同じくらい多様です。数多くの劇場、アートギャラリー、音楽会場を持つ豊かな芸術シーンがあります。多文化的な人口の影響を受けた多様な料理文化で知られています。イタリア料理、インド料理からクラシックなアメリカのダイナーまで、あらゆる味覚に何かがあります。また、ニュージャージーは世界で最も多くのダイナーがあり、「世界のダイナーの首都」とも呼ばれています。

ニュージャージーの国際空港

ニューアーク・リバティ国際空港（EWR）は、ニューアークに位置し、ニュージャージーの主要な国際空港です。国内外の旅行における主要なハブとして機能し、ニュージャージーを世界中の旅行者にとってアクセスしやすい目的地にしています。

ニュージャージーの気候

ニュージャージーは、四季がはっきりしている温暖な気候を経験します。

ニュージャージーの夏は暖かく湿気があり、気温は28°Cから35°Cになることがあります。7月は最も暖かく日照りが多い月で、平均気温は約31°Cです。8月も暑く、平均気温は約29°C前後です。一方、冬は寒く雪が降ることがあります。1月と2月が最も寒い月で、平均気温は約-4°Cから約2°Cです。春と秋は一般的に穏やかで、さまざまな屋外活動に適した環境を提供します。

ニュージャージーの日本人コミュニティ

アメリカ合衆国国勢調査局によると、2020年のニュージャージーにおける日本人人口は14,117人で、2015年から7.88%増加しました。

バーゲン郡は日系人にとっての中心地とされており、レストラン、スーパー、さらに日米協会もあります。バーゲン郡内では、フォート・リー、エッジウォーター、リッジウッドなどの地域に多くの日本人が住んでおり、フォート・リーは州内で最も多い日系人の集中地で、約2,500人が暮らしています。

日本語学校

日本人コミュニティや日本文化に関心を持つ人々のために、ニュージャージーにはいくつかの日本語学校があります。これらの機関は言語授業や文化プログラムを提供し、文化的なギャップを埋め、理解を促進しています。

キッズ国際学園（幼児部、初等部）	ニュージャージー日本人学校（初等部、中等部）
ニュージャージー補習授業校 （幼児部、初等部、中等部、高等部、国際学級）	いろはにほんご教室　ニュージャージー校 （幼児部、小学部、中学部、高等部）

ニュージャージーのビジネス

ニュージャージーへの移住を考えている場合、州のビジネス環境と主要産業を理解することが重要です。ニュージャージーは混合的な経済見通しを示しており、企業間では慎重な楽観主義が見られます。多くの企業が雇用の増加を計画しており、それは肯定的な雇用機会を示唆しています。さらに、さまざまなセクターでの賃金上昇が期待されており、これは財政的な見通しにとって有益かもしれません。

しかし、ニュージャージーはビジネスを始めるのが難しい州としてランク付けされていることに注意が必要です。これは主に高いコストと規制の障壁が理由です。

ニュージャージーは、複数の主要セクターで強い存在感を持っています。特に製薬およびライフサイエンスセクターは顕著で、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどの主要企業が本社を置いています。金融および保険業界も重要な存在感を持っており、パナソニックコーポレーションがニューアークに拠点を置くなど、技術および通信セクターも成長しています。製造業は化学、食品、電子機器など多岐にわたります。さらに、主要な病院や医療提供者を擁するヘルスケア産業も大規模です。移住を検討する際、これらの繁栄するセクターは、あなたの職業目標や専門知識に合った有望なキャリア機会を提供するかもしれません。

日系企業も多く進出

日本企業はニュージャージーで顕著な存在感を確立しており、州の経済多様性とグローバルなビジネス接続に貢献しています。ニュージャージーには、第一三共、協和キリン、塩野義製薬などの製薬会社があります。また、上述のように、パナソニックコーポレーションもニュージャージーにオフィスを構えています。

ROI-NJ.comによると、ニュージャージーにおける日本企業の傾向は好ましいもので、州は250社以上の日本企業を受け入れています。これは、ニュージャージーが国際ビジネスにとって戦略的な立地としての魅力を反映しており、熟練労働力へのアクセス、強力な研究開発環境、主要市場への近接性を提供しています。