HRAIT – Employment Agency

アメリカでE2やL2ビザで働く駐在帯同者

アメリカに帯同して暮らす中で、「自分も働きたい」「キャリアを途切れさせたくない」と思ったことはありませんか?

でも実際は、「ビザのルールがよく分からない」「どうやって仕事を探せばいいの?」「新たな環境に馴染めるのか」と不安を感じる方がほとんどです。

実は、アメリカでは帯同配偶者でも条件を満たせば働くことができます。本記事では、合法的に働くためのビザの基礎知識から、現地ならではの仕事探しのコツ、働くことに不安がある方におすすめの“職場体験”まで、具体的にご紹介します。

アメリカでのキャリアの第一歩を、安心して踏み出しましょう!

 

配偶者でも働ける?ビザ別の就労条件をチェック

アメリカで働くためのビザ

ビザの種類によって、働けるかどうかの条件は異なります。正確に把握しましょう。

E2ビザの配偶者

基本的には EAD(就労許可証) を申請して取得する必要がある(フォームI-765)。

ただし、2022年以降は I-94(入国記録)に「E2S」などの記載がある場合、就労可能とみなされるケースも。

→ とはいえ、SSN申請や職場によってはEADカードの提示を求められる例もあるため、事前確認が必須。

駐在員の配偶者(L-2ビザなど)

I-94に「L-2S」の記載があれば、EAD不要で就労が可能です。入国後は早めにSSNを取得しましょう。 J-2ビザの配偶者はEADが必要で、J-1ビザ保持者の活動に影響しない範囲での就労に限られる。

また、アメリカで働く前に、駐在員本人が所属する会社に、配偶者の就労について確認することも大切です。会社の規定やビザスポンサー契約によっては、配偶者の就労に制限がある場合があるためです。 特に、企業の駐在員規程や現地赴任契約には、家族の滞在・就労に関するルールが明記されていることがあります。後からトラブルになることを防ぐためにも、事前の確認をおすすめします。

米軍帯同配偶者(SOFAステータス)

基地内や米軍契約機関(DoDEAなど)での勤務がメイン。基地外で働く場合は事前申請が必要

地域によっては民間のパート勤務も可能なケースがある。

FSS(Family Support Services)Employment Readiness Program などが就職支援窓口になる。

実践!アメリカで働くためのリアルなステップ

働くには、ステータスや手続きをクリアする必要があります。

I-94(入国記録)の確認

CBP公式サイトでI-94を取得し、「Class of Admission」の欄をチェック。誤記載があればCBPに修正依頼を。

SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)の取得

就労・給与受取・銀行手続きに必須。最寄りのSSAオフィスで申請。

EAD(就労許可証)の申請【必要な場合】

E-2やJ-2配偶者など、必要に応じてI-765を申請。取得まで数ヶ月かかるため早めの対応を。

▷ コミュニティの活用がカギ

Facebookの非公開グループ(例:「○○駐在妻の会」「Military Spouses in ○○」など)では、現地の求人情報や、実際に働いた体験談がリアルに共有されています。

また、Meetupや子育てイベント、地域の日本人コミュニティでも、人づてに仕事を紹介してもらえることがあります。

→ 日系の小規模企業やフリーランス案件など、表には出ない「口コミ案件」も多数あります。

▷ 自分のスキル・立場に合った働き方を選ぶ

  • 日本語を活かす仕事通訳、翻訳、日本語教師、現地日系企業での事務・サポート業務など
  • 在宅ワークSNS運用、バーチャルアシスタント、デザイン、ライティングなど
  • 個人事業主(自営)州によっては登録やライセンスが必要な場合があるので事前確認を

▷ 忘れがちな基本ポイント

  • 面接準備や業界別のアドバイスを受けたい場合は、日系対応の人材紹介サービス(例:HRAIT) を活用
  • 最初は短期やパート勤務でもOK。「アメリカで働けた」という実績は、次のチャンスにつながります

 

「でも、いきなり仕事を探すのは不安…」

そんな方におすすめなのが、次に紹介する『短期ボランティアやインターンでの“職場体験』です。

短期ボランティアやインターンで職場体験のすすめ

アメリカでインターンから就職を探す

アメリカの仕事環境や英語の不安、文化の違いを少しずつ解消するには、短期ボランティアやインターンを活用するのが効果的です。

▷ 職場体験のメリット

✔ 英語や現地のビジネスマナーを無理なく習得

✔ 実際の職場環境に慣れ、自信がつく

✔ ネットワークが広がり、正式な仕事につながることも

特にボランティアは、就労許可がなくても参加できる場合があり、気軽に挑戦できます。地域のNPOや学校、日本人コミュニティ、イベント運営など、探してみると意外と選択肢は多いものです。

▷ こんな方におすすめ

  • アメリカで働きたいけど、まだ自信がない
  • 英語環境に慣れてから本格的に就職したい
  • キャリアのブランクを埋めたい
  • 現地での人脈を増やしたい

「まずは少しだけ働いてみる」ことが、あなたのキャリアの新たなスタートにつながります。

情報収集は大切。でも、それだけに頼るのはリスク

Facebookグループやローカルのネットワークで得られる情報は、とても貴重でリアルです。実際に現地で働いている人の体験談や、口コミでしか出てこない求人情報も多数あります。

ただし、そういった情報には注意も必要です。

▷ 気をつけたいポイント

  • 数年前の体験談 → 現在の法律や制度には当てはまらない場合がある
  • 州や担当者による判断の差 → 他地域では通用しない可能性あり
  • 「みんながやっているから大丈夫」という情報 → 必ずしも合法とは限らない

 

情報はあくまで参考の一つ。最終的には、自分のビザステータスに合った正確な情報を、信頼できる専門家やサポート機関と一緒に確認することが重要です。

特に、知らずに違法就労状態になってしまうと、将来的なビザ更新や滞在に大きな影響が出ることもあります。

困ったときはHRAITに相談しよう

ビザの確認、就労条件、仕事探しに不安があるなら、**HRAIT**のような信頼できるサポートを活用しましょう。

▷ 最新のビザ情報を日本語でサポート

▷ 履歴書作成・求人紹介・面接対策を一括支援

▷ 自分の条件に合った働き方を一緒に探せる

働く準備は一人で抱え込まなくて大丈夫。HRAITでは、在米配偶者の就労サポートを専門に行っています。

まとめ:一歩ずつ自信をつけて、アメリカでのキャリアを

帯同配偶者でも、正しいステップを踏めばアメリカで働くことは十分可能です。

✔ 自分のビザとステータスを正確に理解

✔ コミュニティや専門家を上手に活用

✔ 不安があれば、まずは短期の職場体験からスタート

アメリカでの新しいキャリアは、焦らず一歩ずつ築いていきましょう。