大学経営学部を卒業後、日本の大手製造メーカーの海外営業部にて北米市場を中心とした国際営業・輸出業務に7年間従事。代理店・子会社との折衝から契約、製品納入、アフターサポート、経理処理まで一連の業務を担い、グローバルビジネスの基盤を構築。
その後、大手自動車メーカーにてインドネシア新工場設立プロジェクトを推進し、契約業務・進捗管理・税務調査など多岐にわたるプロジェクトマネジメントを担当。プロジェクト完遂後はブルネイ・ミャンマー・ラオス市場の営業責任者として、販売戦略立案、販売台数計画、現地市場開拓をリード。
近年は米国にてインターンを通じHR領域に携わり、採用関連業務を経験。グローバルかつ多様な業界で培った国際営業力・プロジェクト推進力・マルチリンガル能力を強みとし、企業の事業成長と変革に貢献してきた。
夫の転勤に伴いアメリカへ移住した後、世界的なパンデミックや育児の影響により、私のキャリアは一時的に中断されていました。しかし、子供の就学が始まり、家庭環境が落ち着いたタイミングで、これまでのキャリアで培った経験を再び実務で活かしたいと強く感じました。海外での実務経験が十分ではなかったため、異文化コミュニケーション能力や国際感覚を、実務を通じてさらに発展させる機会を求めていました。
そのような中、aiTWorksのインターンとして業務に参画することで、アメリカという異なる文化・ビジネス環境における実務経験を積み、自分の専門性やスキルを現地で活かすことができると実感しました。さらに、業務を通じて職場文化や働き方の違いを深く理解し、自身の視野を広げるとともに、将来のキャリア形成において重要な基盤を築くことができたと確信しています。
aiTWorks/HRAITでのインターン期間中、私は主に人材関連業務に従事しました。
具体的には、求人票作成、データ管理、各種資料作成、候補者リサーチ、候補者面談のサポート、案内書作成、各種データ入力など、多岐にわたるタスクを担当しました。インターンから始めたことで、業務の全体像を理解しながら、徐々に自発的に提案や改善案を出す機会を得られました。
加えて、採用業務に関連する法令や労務規定についても学ぶ機会があり、米国での人材管理や労務対応の基本知識を身につけることができました。
最初は業務フローや社内ツールの理解に集中しましたが、徐々に自発的に提案を行い、業務推進に関与できるレベルまで業務範囲を広げることができ、大きな喜びを感じました。
この経験を通じて、単なるデータ管理や候補者対応だけでなく、実務対応力やチームワーク・コミュニケーション能力を大きく向上させることができました。
インターン業務を通じて、英語力や文化の違いに適応することは大きな挑戦でした。専門用語やニュアンスの異なる表現に対応するため、理解が不十分な点はすぐに確認し、正確に理解する習慣を徹底しました。
また、異文化コミュニケーションにおいては、まず相手の意図を正確に把握することを優先し、必要に応じて丁寧に質問することで円滑な意思疎通を図りました。候補者との日常的な会話や交流を通じて信頼関係を築き、文化や価値観の違いを理解する努力も継続しました。さらに、法令や規定を学ぶ際には、文化や慣習の違いを踏まえて理解することで、知識をより実務的かつ効果的に定着させることができました。
アメリカの職場では、自律性と裁量が重視され、意思決定のスピードや効率性が非常に重要とされることを実感しました。会議や報告は簡潔で明確に行われ、意見や提案を積極的に求められる場面が多く見られました。
一方で、日本の職場ではプロセスや手順の確認、チーム内での合意形成が重視される傾向があります。この環境での経験を通じて、主体的に考え行動する力や自己管理能力の重要性を強く感じました。
また、アメリカの職場文化に触れたことで、柔軟な対応力やコミュニケーションスキルを実務で活かす方法を学ぶことができました。
特に印象深かったのは、候補者リサーチや分析を通じてチームの成果に直接貢献できた経験です。先輩方や同僚インターン生からいただいた情報や助言を基に業務を進め、自分の理解が正確であることを確認しながら取り組めたことで、自身の成果が実務に反映される手応えを得られました。これは大きな自信につながりました。
また、チームメンバーと協力しながら成果を出す過程で、効果的にコミュニケーションを図るスキルを磨くことができました。さらに、採用に関する運用や実務の流れを深く理解し、それらを適切に活用する経験は、日常業務の質を高めるだけでなく、将来のキャリア形成にも大きな価値をもたらすものでした。これらの経験を通じて、単なる業務遂行に留まらず、自ら考え、提案し、行動に移す力の重要性を強く実感しました。
インターン経験を通じて、自分のスキルを最大限活かせる自信を得ることができました。データ分析力、コミュニケーション能力に加え、業務に必要な知識を組み合わせて実務に活かした経験は、将来的にグローバルなチームやビジネスに参画する際の大きな強みとなります。
また、アメリカの働き方や職場文化に直接触れたことは、キャリアの幅を広げるだけでなく、自己成長や視野の拡大にもつながりました。さらに、実務経験を通じて自分が果たした業務と成果が組織に反映される喜びや、信頼関係を築く経験は、今後のキャリア形成や人生観においても重要な指針となっています。
事前に知っておくとよりスムーズに業務に取り組めたと感じるのは、アメリカの職場文化、意思決定のスピード、コミュニケーションスタイルの特徴です。特に、会議や報告の進め方、情報の共有方法、意思表示の仕方など、文化特有のビジネス慣習を理解しておくことは非常に有用です。
また、専門用語や業務フローの理解やビジネスの基礎知識を事前に把握しておくことで、業務に早く適応できます。加えて、自発的に質問・報告する姿勢や、柔軟なスケジュール管理能力を備えておくことも、海外での実務経験を最大限に活かすための重要なポイントだと思います。
アメリカでのインターンは、単なる業務体験にとどまらず、異文化理解や自己成長を深める貴重な機会です。初めは戸惑うこともありますが、積極的に学び、わからないことは臆せず質問する姿勢が非常に重要です。
海外での経験は、自身のキャリアの幅を広げるだけでなく、視野を大きく広げ、異文化環境でも柔軟に対応できる力を養う絶好の機会です。さらに、業務を通じて専門性を実践的に学ぶことで、より総合的なビジネススキルを身につけることができます。
インターンで築いたネットワークや経験は、将来のキャリア形成においても大きな財産となり、グローバルな舞台で活躍する力を養う基盤になると信じています。
✔ 異文化環境では、相手を理解しようとする姿勢と積極的に質問する勇気が大切
✔ 与えられた業務から一歩踏み出し、自発的に提案・改善に挑戦する
✔ 経験を通じて得た学びを、将来のキャリア形成につなげる視点を持つ
あなたも、HRAITで理想のキャリアを見つけてみませんか?
まずはHRAITに登録して、リクルーターとアメリカでの就職についての悩みや探している職種などについて無料でご相談ください!
HRAITではインターンも随時募集中。履歴書に書けるような海外経験がないとお悩みの方は、まずインターンから始めてみませんか?